クリスマスの天使
またクリスマスにまつわる、思い出です。
娘が2~3才くらいで、まだ保育園に通ってた頃のお話です。
その日は、クリスマスということで園ではちょっとした催しが行われ、
子供たちにはケーキとおせんべいのような、おやつが配られていました。
保育園へ迎えに行った私に、娘は「ママこれ、プレゼント!」と言って
丸めてぐしゃぐしゃになったティッシュを手渡しました。
よく見てみると、何かがティッシュに包まれているようでした。
おそるおそる、その包みをはがしてみると。
ふやけて、しわしわになったおせんべいが現れました。
「クリスマスだから、ママになにかプレゼントをあげなきゃいけない。」
そう考えた娘は、おやつにもらったおせんべいを私のために持って帰ろうとしていたのでした。
しかし、「おせんべいを食べたい」という気持ちを抑えられず。
醤油の部分を舐める。という作戦に出たのです。
包んでは、ちょっと舐め。また食べたくなっては、ちょっと舐め。
そういった娘の葛藤がにふやけてしまったおせんべいと、こびりついたティッシュから想像できました。
「ママにプレゼントをあげたい」という
娘のその気持ちがとってもうれしくて、私は娘に舐めまわされてふやけていて、しかもティッシュがこびりつてるおせんべいを食べました。
なんて、子どもって愛おしいんだろう。
この子を産んで本当に良かった。
心から、そう思いました。
子育てで悩んでらっしゃる親御さんは沢山いらっしゃると思います。
今はつらくても、時が経てば、子どもと過ごしたその一日一日が思い出になっていくんです。
「大変だ」と思う時を刻んでいくのも、大切なことなんですよ。
イライラすることがあっても、「この子は、天使だ!」と思うような一瞬があったり。
子育てには、本当にサプライズがいっぱいです。
悩むよりは、楽しんで子育てをしましょう!
私にとって、12月は子どもとの思い出が多いちょっと特別な月です。
街にはイルミネーションが輝いたり、可愛いクリスマスグッズが店頭に並んでいたり。
寒さは厳しくなるんですけど、なんだかあったかい気持ちになれるんです。
幼い時の娘を思い出しながら、自分の幼かった時のことも思い出して
親に感謝しなきゃなぁ。何か素敵なクリスマスプレゼントを贈ろう。
そんな気分にさせてくれます。
お子さんがいらっしゃる御家庭は、クリスマスツリーをみんなで飾りつけたり、イルミネーションを飾ってみたり。
思い出に残るような、温かいクリスマスをお過ごしください。
サンタさんのおもちゃ工場
クリスマスが近づくと思い出すエピソードがいくつかあるんですが、
これはちょっとほろ苦い、娘が幼い時ときのお話です。
年末になると、イベントに呼ばれたりとか県外に行くイベントが多くなるんです。
それで、娘を乗せて車で高速を通ることが多くなるんですけど。
夜になると、高速道路からゴミ処理場のランプが見えるんです。
で、ある時。娘に「あれは何?」と聞かれたんですね。
「ゴミ処理場」と答えてしまうのも、なんだか夢がないな。と思って。
「あれはね。サンタさんの秘密のおもちゃ工場なんだよ。
あの工場で、いい子にしてた子ども達へのクリスマスプレゼントを作ってるんだよ。
これはママと**ちゃんだけの秘密だから、他の子には内緒だよ。」
と、ゴミ処理場をサンタさんの秘密のおもちゃ工場。
と娘が3つか4つくらいの時に教えたんです。
それ以来、娘はゴミ処理場を前を通るたびに
「サンタさーーん!
**ちゃんはおりこうにして、ママのおてつだいもして
とってもとっても、いい子にしてまーーす。」
と窓の外に向かって叫ぶようになりました。
それが小学校1?2年生まで続いていたある日。
娘は学校の行事で工場見学に行きました。
そして工場見学から帰ってくるなり、私に向かって一言。
「ママは私にウソをついたら絶対ダメだって言ったじゃない!」と
言い放って号泣しはじめました。
そう。娘が工場見学で向かったのは、あのゴミ処理場だったのです。
工場見学のバスを降りたら、そこは夢にまで見た ”サンタさんのおもちゃ工場”
でも、建物の内を見学したら大量のゴミが燃えてる。
おかしいなとは思いつつも、「ママが私にウソをつくはずが無い」と信じていた娘は
帰りにこっそり、一番仲の良かった友達に
「あの工場は、実は サンタさんのおもちゃ工場 なんだよ。」と話してしまったんです。
でも、そんなワケ無いじゃないと一蹴され。
周りの子たちも巻き込んで、そのお友達とケンカになってしまったそうです。
しかし、友達とケンカになったことよりも娘が一番悲しかったのは、
ママが自分に嘘をついたこと。だったそうです。
純粋にサンタクロースの存在と、私の嘘を信じていた娘が愛しくもあり
ちょっぴり切なくなる12月の思い出です。
夢のあるウソも時には必要ですが、引き際が難しいものですね。
回転寿司で・・・
私、回転寿司で酔うんです。
先日、家族で回転寿司に行ったんです。
最近のお寿司屋さんって、店員さんを呼ぶんじゃなくて
席に設置してあるタッチパネルでお寿司を頼むんですね。
注文したらレーンの上を流れてきて、それを自分たちで取らなきゃいけないんですけど
これがまた難しい。
注文したものは別のレーンで流れてくるタイプのもありますよね?
新幹線の形してて、自分の席の前まで運んでくれるやつ。
あれじゃないんです。
違う人の注文したお寿司をを間違えて取ろうとしたり
自分たちが注文したのを取り損ねたり・・・
大変でした。
「今度は取り損ねないようにしなきゃ」と、緊張しながら気合いを入れてレーンを睨んでいたら、酔ってなんだか気持ち悪くなってしまいました。
カウンター席なら、そうでもないんでしょうけど
お座敷席だと、斜めに座って横目にレーンを見るじゃないですか。
あれって目がおかしくなったり、酔ったりしませんか?
一緒に居た娘は平気そうにしてましたけど・・・
若い子は大丈夫なのかしら?
THIS IS IT
映画「THIS IS IT」をやっと見てきました。
暗いところが苦手なので、なかなか映画館に足を運ぶことがなかったのですが
マイケル・ジャクソンは昔から大好きなアーティストの一人で、
「マイケルファンとしては、絶対に見なければ!」と、とっても久しぶりに映画館に行ってきました。
大人料金を払うようになって、これが2回目の映画館での映画館賞です。
どんだけ映画館に行かないかお分かりでしょう(笑)
「50歳のマイケルってどうなんろう?」と、映画を見るまでは思ってましたが。
思わず「カッコいい・・・」と呟いてしまうほど、50歳のマイケルはカッコよかったです。
彼は最後まで現役だったんですね。
アーティストとしてのマイケルをあまり知らない娘さえも、
「かっこいい」と漏らすほど、アーティストとしての自分を貫いていたマイケルは素敵でした。
アーティストとしての、彼のあふれるような才能に触れ、
もったいない人を亡くしたと痛感しました。
カッコいいだけではなく、
人種問題や環境問題、「世界はひとつなんだ。」そんなメッセージ性もあったり。
リハーサル映像から作った映画だからこそ、ナチュラルなマイケルを見ることができて、
愛と思いやりに満ちた、素のマイケルの人柄が伝わってきました。
この映画はきっと、彼を愛した人が作った、彼を愛する人のための映画だと思います。
「人を愛さなきゃ」「生きてるっていいな」
見終わってからとっても、穏やかな気持ちになれました。
暗い所は苦手なんですけど、行ってとっても満足しました。
マイケルファンからしたら、永久保存的な映画です。
公開は今日までなので、まだ見ていない方は映画館へ急ぎましょう!!
ブーツ占い
街で見かける洋服も、すっかり秋冬物にシフトチェンジして
最近は、ブーツを履いた若い女の子をとっても多く見かけます。
今回は、そんな秋冬のファッションにちなんだ占いをどうぞ。
≪あなたのお気に入りのブーツは何色?≫
・黒
・茶色
・ピンク系
・ベージュ系
Epsode3: 『命』
こういう仕事をしていると、「命」ということを意識することが多いです。
三大成人病の、特に「ガン」っていうのが最近、本当に増えてきています。
この病気、決して他人事ではありません。
自分が明日、同じような立場に立つかもしれない。ということを私たちは考えなければいけません。
テレビで末期ガンの患者さんの話が出てきても、他人事だとは思わずに
このブログがきっかけで、「ちょっと検査に行ってみようかな。」と思うくらいの意識を持って欲しいと思います。
この数年で、私のお客さんの中にもガンの患者さんが劇的に増えてきているんです。
そして、みんな口を揃えておっしゃるのが
「まさか自分が、ガンになるとは思わなかった」
数日前、末期ガンの方がカウンセリングにいらっしゃって
私は、自分のなかで覚悟を決めている。
ただ、私は自分の命が無くなるのが怖いのではなく。
年老いた両親を残して、先に自分が死んでしまうこととか、
子供を残して逝くことがすごく心残りなんだ。
っていうお話をされたんです。
いろんなお悩みを抱えて、私の所に相談に来られて、
なかには「死にたい」とか言う方がいらっしゃるんですけど
私達がもう一回よく考えなければならないのは
生きたくても生きられない人の命の重たさって、実は他人ごとではない。
自分にも、同じようなことが来るかもしれない。
自分たちが普通に生活できていて、当たり前のように、「今日」が来ることに
私たちは、感謝しなければならない。
日常の中で、泣きたくなるような悲しいことや辛いことがあるかもしれないけど、
生きていられる自分に感謝をする。
そうやって悩んでいられる自分がいることに感謝する。
私たちはもう少し、命の重たさについて考えなきゃいけないんじゃないかなって思います。
「命」というものって、どれだけ尊くて、どれだけ重いのかっていうのは
私も皆さんと同じで、きっと本当には解っていないのかもしれない。
だけど、こういうカウンセリングというお仕事をさせていただいていると、つくづく
あぁ、生きるってことに。生きてるってことにそれだけでも感謝だな。
今日が迎えられたってことに感謝しながら、
私たちは一日を大切にしながら生きていかなきゃいけないな。
そういうお客様にお会いするするたびに、そんな気持ちになります。
今の医療技術だったら、ガンでも早期発見すれば治ります。
健康に生きていくための意識を持って、
せめて女性だったら、乳がん検診、子宮がん検診とかを受けて
日常の生活の中でもっともっと、健康に対して何かしら取り組んで行くべきだと思います。
先週、カウンセリングに来られた方が、亡くなったとご家族から連絡がありました。
病気で自分の命が限られてしまうことを、特別なことの様に私達が思うのは違う。
と、この仕事をしていて本当に痛感します。
Epsode2:『対人間』
あんまり大きな話題ではないけれど。
つい最近、近所の人の挨拶で思ったことがあります。
自分が「こんにちは」と言って、気持ちよく相手が「こんにちは」って返してくれるってすごく心地よいことだと思うんです。なかには、「こんにちは」と言っても返さない人もいますけど・・・
でも、こんな何気ない日常の一コマの大切さを、
私たちは再認識した方がいいんじゃいないかなって思うんです。
特別意識してやるようなことじゃなくても、
何事にも、『対人間』なんだ。ということを忘れてはいけないと思います。
そういうことをとっても感じることが多いです。
例えば、挨拶をするって自分も気持ち良くなるんですよね。
「こんにちは」「ありがとう」「いってらっしゃい」「気を付けて」っていう相手を気遣う言葉っていうのは、
言われた本人も良い気持ちになるけど、言った自分もなんだか清々しい気持になったりしませんか?
でも日常、そういう些細なことって、忙しくってついつい忘れがちになってまう。
その人にとっては一回挨拶をしなかっただけなんだけど、
相手に取っては、今日も一日楽しい気持ちで終わるはずだったのに、
「あれっ? 挨拶を返してくれなかった」
「あの人なにか怒ってるのかな? 私何かやっちゃったかな?」
みたいに気にしてしまったり・・・
私たち一人一人が意識を持たないと、こういうことって円滑に回らないのかな。
自分だけが意識してても、相手がそうでなかったら「あれ?」って思うこともあるだろうし・・・
たとえば、”今の政治がどう変わるか”
そういうものって、時間とか年月が大いに関係すると思うんですが
ものの考え方を変えるとか、自分の意識・気持ちの持ち方を変えるっていうのは、結構敏速に何かが変わると思うんです。
それは、自分の心が変わるからだと思うの。
「今日一日良いことあったよね。いい日だったよね。」そう自分が思うためには
自分が接した相手に対しても、そう思ってもらえる様な自分でいることとか、
相手からしてもらったことに対して感謝をするとか・・・
日常の人間と人間との接点の繰り返しが人生なわけだから
そういう何事も『対人間』だということを再確認しながら、
私達って生きていくべきなんじゃないかって思います。
そうしたら「あ、それ気付かなかった」っていうことが気づけるかもしれない。
もしかしたら知らずに、たくさんの人を傷つけていたかもしれない。
自分がすこーし再認識することによって、「気持ちいい一日だったね」ってより多くの人が思えるのかもしれない。
この「感謝をする」とか、「意識をする」ということは、
私がマリオネットという名前を付けたときから始まっているお話です。
自分の人生はやっぱり自分が変えるしかない。
ただ、私にすこーしそのお手伝いができるんだったら、もつれた糸を解くお手伝いをしますよ。
だから、自分も意識を変えましょう。
そうやって、ちょっとだけ元気になって、足並み揃えて歩くことによって
なんでもなかったことがすごく幸せに感じたり、なんでもない日常にすごく変化があるように感じたり…
私たちは、「心」というみんなが持ってる魔法のチカラ。
心の中に魔法の力をみんな持ってるんだと思います。
「きっと幸せになれる」「きっと早く元気になる」心の中で願ったり、
意識を持つことによって、きっと何かが変わってくると思います。